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夏越しの祓いには「水無月」

更新日:2017/06/29

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6月30日、神社で行われる神事「夏越しの祓い」にちなんだ和菓子といえば、『水無月』。

旧暦6月の夏の暑い時期に、宮中の人々は、氷を口にすると夏バテしないという言い伝えから、氷室から氷を掘り出して暑気払いをしていましたが、氷は当時大変貴重なものであったため、庶民は氷の結晶の形に似せた三角形のお菓子を作り、上に魔除けの意味で小豆をのせたのです。これが『水無月』というお菓子のいわれで、6月30日には、この半年間の身の穢れを祓うとともに、暑気払いも兼ねて無病息災を祈願し、このお菓子を食べる風習が広まりました。今では京都だけでなく、東京の和菓子屋さんでも見かけるようになりました。もちもちしたういろうと小豆の食感が何ともいえず、美味しいです。

 


場所は、以下の地図の薔薇  で 示しています。地図は移動・拡大(ダブルクリック)・縮小(右ダブルクリック)できます。

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